2005年06月23日

新・旧「ちびくろさんぼ」

sanbo1.jpg ちびくろさんぼ
文:ヘレン・バンナーマン
絵:フランク・ドビアス
訳:光吉 夏弥
出版社:瑞雲舎
価格:¥1,050

今年に入って、「ちびくろ・さんぼ」の復刊が話題になり、
そういえば私が小さいときに読んでもらった「ちびくろさんぼ」はどこへ?
と実家を家捜し(?)したところ、床下収納庫から岩波のボロボロになった「ちびくろさんぼ」が見つかりました。

昭和49年発行の第25刷で当時の値段は¥250exclamation
久しぶりに読み返すと、なんと「ちびくろ・さんぼ2」というお話も後半に入っています!
突然、ふたごの弟「ちびくろ・うーふ」と「ちびくろ・むーふ」の出現です!
そして最後はやはりみんなでホットケーキレストランを食べるのですが・・・
全く記憶にないぞ・・・がく〜(落胆した顔)

「ちびくろ・さんぼ」の復刊はもとより、
この絵本に対する考え方には色々な意見があるようです。
人種差別問題により廃刊においこまれた経緯の是非についてや
40を超えると言われる日本版ちびくろさんぼは海賊版というべきでは?
など、話題にされることの多い絵本です。
それだけ広く長く親しまれた絵本の宿命なのかもしれません。
それに、この絵本に対する思いが深い人が多いからこそ
こんな論議を呼ぶのでしょうね。

我が家には3冊の「ちびくろ・さんぼ」があって
あとの1冊は、径書房の「ちびくろさんぼのおはなし」です。
これは、文・絵ともヘレン・バナーマン作となっていて、
原作をそのまま翻訳したものと聞いています。
でも、こどもにはあまり喜んでもらえなかった・・・もうやだ〜(悲しい顔)
読んでいても、言葉の繰り返しのタイミングやリズムが、
どうもしっくりこない気がしました。

私は、日本語の持つ言葉の音やリズムがとても好きです。
多少違訳になってしまったとしても、
原書を損なうものでなければ(この辺の判断は難しいでしょうが・・)
楽しく親しみを持って読めることが、
こどもにとってはいいのでは?と考えています。
そうしてこども時代に興味を持ったことが、大人になってから
その背景や本当のものを考えようという気持ちに繋がるのでは?
そんな風に考えて、昨日も復刻版の「ちびくろ・さんぼ」を読みました。

ところで、岩波版では、さんぼは196枚ホットケーキを食べたとありますが、
瑞雲舎のさんぼは、169枚食べたと変わっています。
なぜ? 食べすぎは良くないから?
(169枚でも食べすぎだよーー)
sannbo2.jpg

追記)私が子供の頃大好きだった「ちびくろさんぼ」の絵本は
   「ちびくろさんぼは くろんぼです。
   ちいさなかわいい こどもです。」
   という書き出しのものでした。
   自分なりにかなり探しましたが、どうしても見つかりませんもうやだ〜(悲しい顔)
   誰かご存知の方いたらおしえてくださ〜い黒ハート
posted by 萌ぴょん at 10:34| Comment(11) | TrackBack(7) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
250円とは・・・安い!!
まぁ物価が違うからぁ。
この本にいたっては賛否両論ありますが、
子供の頃はそんなに深く考えて読んで
なかったからなぁ。(今でも・・・<涙>)
純粋に絵本を・・・という気持ちだけ
でしたからね。

ホットケーキの枚数が違うとは・・・驚きです。
食べ過ぎには注意しましょうって事なの
かなぁ。単純な間違えかな??

でも私はこの絵本が好きです。
喜んでもらえるようがんばって下さい<笑>
Posted by ひいらぎ at 2005年06月25日 09:49
そうそう、純粋に絵本を・・が良いのだと思います。
復刻版「ちびくろ・さんぼ」は、かなり気に入ってもらえました♪
Posted by 萌ぴょん at 2005年06月26日 21:28
 こんにちは、はじめまして。
TBありがとうございます。とっても嬉しかったです。169枚と196枚の違いがあるなんて知りませんでした。驚きです!!
 絵本に詳しいようですが、今私ある絵本を探しています。保育園の頃大好きだった絵本なんですけど。タイトル覚えてないんです。内容は、女の子が大きい段ボールを見つけて、それをお家にしちゃうんです。そしてそこには次々と可愛いお客さんが遊びに来るんです。知ってます??
Posted by のの at 2005年07月30日 19:52
ののさん、いらっしゃいませ♪
絵本はだいすきですが、決して詳しいわけではないのです。
ただ、私も両親にたくさん読んでもらったように、
娘にも読んで聞かせて本好きにさせたいだけなのですね★
ののさんお探しの絵本は、もしかしたら「わたしのおうち」かなぁ・・・
Posted by 萌ぴょん at 2005年07月30日 23:08
こんにちは。TBありがとうございます。
そうそう!岩波では196枚だったんだ!
私が瑞雲舎のをみたとき、なんか私の記憶と違うなあと思っていたのです。ああ、ちょっとすっきりしました。(笑)
昔の本がとってあったなんて素敵ですね。
うちは、なぜかさんぼだけなくなってしまったのです。
Posted by 百桃 at 2005年08月04日 09:40
百桃さん、いらっしゃいませ♪
すっきりしていただいてヨカッタです(笑
原作をそのまま翻訳したといわれる「ちびくろさんぼのおはなし」では169枚なので、岩波版は単に間違いだったのでしょうかね・・・
Posted by 萌ぴょん at 2005年08月04日 20:10
昨日ようやく復刻版「ちびくろ・さんぼ」を手に入れました。でも,私が子どもの頃に読んだ本と違うのです。もしかしたら,岡部冬彦さんがかかれた絵本かもしれません。岡部さんの絵本はお持ちですか?
Posted by みんと at 2005年08月17日 12:18
みんとさん、いらっしゃいませ♪
コメント&TBありがとうございます^^
岡部さんは、「ちびくろさんぼ2」を描いている人ですよね。
母が言うには、有吉佐和子さんの訳では?とのことなのですが・・
なかなか見つからないものですね☆
また情報があったら教えてくださいね♪
Posted by 萌ぴょん at 2005年08月18日 08:06
コメントありがとうございました。去年から「図書室のおばさん」をしています。萌ぴょんさんのすてきなページを見つけることができてうれしいです。絵本についてはあまり知らないので,これから勉強させていただきます。いろいろ教えてくださいね。
Posted by みんと at 2005年08月22日 12:49
いいなぁ・・・図書館でお仕事なんてうらやましいです☆
参考になるかどうか分かりませんが、またお立ち寄りくださいねっ♪
Posted by 萌ぴょん at 2005年08月22日 20:02
復刻しましたが、絵が違います。岩波出版からのを復刻してください。
Posted by ち和 at 2007年04月13日 22:18
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